カラマツの販売拠点
当組合は木材の安定供給や流通コストの低減等に資す観点から、従来の荻原土場と、新たに薮原土場に拠点を設け、カラマツの販売を実施することにいたしました。
現在、木曽地域においては、「木曽谷流域森林整備推進協定」に基づき民有林と国有林が連携して協同施業団地を設定し、間伐等の森林整備に取り組んでおります。
カラマツは木曽谷の北部に多く生育しており、今後民有林と国有林で約2万㎥/年以上の搬出が見込まれていることから、今後は、薮原土場においてカラマツを中心に、皆様方のニーズに即した販売を行っていく所存であります。
今まで以上のご愛顧を宜しくお願い申し上げます。
高齢カラマツの特徴
人工林カラマツは、高齢になるほど木材の性質が安定化し、ねじれにくい成熟材の多い大経材になります。
スギやヒノキと比べて強度がすぐれており、心材部分は飴色できれいな木目をいかした無垢材として構造用等の建築材に使用されています。
林齢80年以上の資源量は長野県が国内の45%を占め、全国市の資源量を保有しています。
高齢カラマツの資源量
林齢50年生前後の森林が大半ですが、大正から昭和初期に植栽された人工林から大径材丸太を生産します。
今後は高齢大径材が安定供給されますので、高品質な製品としての利用を推進します。
信州プレミアムカラマツの供給
平成29年度は長野県内から生産される丸太の中から、規格に合った材を厳選して、主に長野県各地の原木市場等に供給します。
市場では、のぼり旗によるPRや木口に山地、林齢を表示する外、物件明細にも「信州プレミアムカラマツ」と表示しブランド化を図りました。