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木曽官材市売の業務

多樹種・多品目に恵まれている木曽谷の原産地市場として「入札・セリ売り」を通して有利販売に努め、山元への還元と木曽材を愛してくださる顧客様への供給を継続していく事が使命であると考えます。
木曽谷基幹産業としての林業を今後も維持継続するために「活力ある山からは活力ある水が育まれる」ことを胸に刻み、森林整備、素材生産、製材技術の継承と継続に努めます。

森林整備事業の推進と、貴重な森林資源の保護・復元という背景の狭間で当組合は、今まで以上に様々な観点から「需要・供給」バランスの調整役として事業展開をしていかなければなりません。
「大量生産工場」への供給に対応した「システム販売」の継続と、技術の継承や無垢材にこだわった特殊利用の「中・小規模生産工場」への供給に対応するための「市売市場」の両立。

  1. 有利販売に基づく山元への還元
  2. 木曽材の安定供給
  3. 市売り市場の継続

「国有林材(素材)の安定供給システム販売協定」の締結

平成20年6月、国有林材等の安定供給システムによる販売(以下「システム販売」という)は、地域に必要な一般材等の計画的・安定的な供給を通じて、地域における安定供給体制の整備や木材の新たな需要の拡大、原木の加工・流通の合理化等に資す ることを目的として行うものです。

現在では、組合の中枢事業として藪原土場を主体とした原木部門3カ所で運営

原木部「藪原土場新設」

平成26年7月に中部森林管理局のご協力から木曽谷最北端の木祖村に「藪原土場」を新設いたしました。
このことから木曽谷中央にあたる上松「荻原土場」と、最南端「坂下土場」(旧山口村地籍)の3か所の土場が一本の線で繋がり、木曽谷の流通拠点機能が大幅に向上しました。

今後は線から円に繋ぐ販売網の確立

「木曽谷流域森林整備推進協定」の団地化が進むにつれ、取扱量の増加が見込まれることから当組合は、流通拠点としての役割と、土場機能の充実に努めてまいります。